• IRON & WooD 工房Kodama 

     

    「EMPOWERMENT(エンパワメント)」をコンセプトに、イスラエル出身の作家・職人リファが自然にインスピレーションを受け、日々鉄と木が持つ可能性を追求しています。

     

    世代を超えて長く愛用されるように、耐久性はもちろん、機能性や強度、安定などの実用性をもたせながら、素材それぞれの個性を生かし、自然の恵みと自然と調和した暮らしから生まれる有機的なデザインは、多様性ある普遍的な自然の形。

     

    使うサイズのものを購入した方が手間がかかりませんが、素材を私たちに合わせるのではなく、ある素材に私たちが合わせて、自然に宿る生命力に従い個性を生かし、曲がったり沿ったりと使いにくい木や知り合いの庭にあった木、余った素材、地域リソースや資源を余すことなく使っています。

     

    カスタマイズしたオーダー家具や店舗什器は、その人やその場所のために思いを込めて作られるから使えば使うほど味わいがでてきます。人の手で丁寧に作られた古道具や家具、古材などをモダンに生まれ変わらせ古き良きものを残すようリメイク制作にも力を入れています。

     

    作品を作った余りの材は、さらに小さな小物の材料になり、さらに小片はワークショップや子供の創作の材料になり、カンナや研磨の木くずはコンポストに入れ畑の肥料となり、最後は薪ストーブや五右衛門風呂で余りなく利用しています。

     

    壊れた機械は分解して直し、壊れたモノはそのパーツを作って直したり、再利用します。壊れたら捨てるのではなく、まずは直すことを4人の子供たちや、リペアイベントを通して伝えています。今は小さな規模ですができるだけ地球に優しく居れるよう、私たちのできる範囲で、その時その時に応じ良いバランスを探し、季節や気候、自然のリズムで制作するサステイナブルなモノ作り。

     

    長く生き続けるよう無限「∞」を形どり、スパイラルは木の年輪と鍛造した鉄のスクロール(巻き)を象徴する工房Kodamaのロゴを、森から送り出したことを思い出してもらえるよう焼印をしてお届けします。

     

     

    自然に宿る生命力。

    空間に充満するエネルギー。

    私たちに潜在する素晴らしい能力。

     

    すべてのものに内在する力を引き出し、可能性を広げていく。

    何気ない日常を、別の日常に置き換えていく。

    まるでいつもと違う道を歩いたときのように。

     

    新しいヴィジョンを一緒に見よう。

    最適なものを私のそばに。

  • PHOTOS

    工房や風景の写真

    ロートアイアン看板
    工房Kodamaの畑
    冬の鉄と木の工房
    鉄道レールを使った鍛鉄台
    工房Kodama
    古民家で見つけた古道具
    アイアン、鉄の工房
    工房
    木工エリア
    倉庫
    木のストック
    ロートアイアン取っ手の扉
    元牛小屋のギャラリー
    茅葺屋根と杉樽
    栗の木の古民家
    手作りガス
    アンビル
    古民家で見つけた古道具
    古民家で見つけた古道具
    取材を受けた家族写真
    パイプ
  • PROFILE

    作家 × 職人

    工房KodamaのLifa

    Lifa  (通称リファ、Ohad Sheinwald)

    鉄工 × 木工 × 鍛鉄

    イスラエルのハイファ出身、ポーランドでホロコーストを生き抜きイスラエルへ移民した両祖父母を持ち、美術講師/学芸員で現在はアートキュレーターの母と、鉄工所を経営する金属加工職人の父の元に生まれる。

     

    母と美術館やワークショップに行ったりアートの世界に触れ芸術の要素を学ぶ一方、物心付く前から父の鉄工場で遊び鉄とともに育ち、また工場の周囲には家具製作、車・バイク修理、ボートを造るいった個人経営の小さな工場が集まっていて、よく遊びに行き仕事を眺め教わり技術を身につけた。

     

    このようなアートと機械や工具に囲まれた環境で育ち、素材や構造、作る意識をもって常に世の中を見てきたリファには作るということは自然なコトであり、天命と信じています。難しい課題をどう解決するか、技術的ソリューションを見つけることが大好き。

     

    小学生の時に通った木工教室で木の美しさや多様性を発見し、高校を中退した17歳で鉄と木を組み合わせたベッドを制作以降、鉄と木を中心とした様々な材質を組みわせた制作を重ね自分のスタイルを確立した。また父の仕事に計10年以上従事し金属製作の技術を得て、また大学では二級建築士を取得。

     

    イスラエルで兵役を終え友人と旅行したインドのヒマラヤ山脈を見渡せる北部に9か月滞在し、まだ車両道路も携帯電話もないシンプルで自然と繋がった暮らしの中に、本当の豊かさを体験し、その経験がサステナブルな生き方やモノ作りの軸となる。

     

    2007年インドを旅行中に出会った妻アキコとイスラエルに6年住み長男が産まれ、インド滞在後に自然と調和した暮らしを求め日本に移住、2015年工房Kodamaをオープンし現在4児の父。

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    田邊 亜希子

    コミュニケーションとマネージメント

    神奈川県小田原市出身。若い頃自転車で日本中を旅したものづくり好きだった歯科技工士の今は亡き父と、横浜出身学生時代はガールスカウト、外資系企業に就職し、結婚後は3人の子供をほぼ一人で育て上げ、退職後は世界中を旅し65才からスキー教室に通い現在も国内中を旅する母の元に生まれました。

     

    明治大学短期大学卒業後、営業・マーケティングサポートを経験、オーストラリア滞在。東南アジアを旅し、中央アメリカ旅行、カナダ滞在、東ヨーロッパを旅行。外資企業マーケティングの仕事を辞めて旅に出たインドの北部で2007年YOGAとパートナーのリファと出会います。

     

    イスラエルに渡った後、鬱になったのを救ったのはリファとYOGA。イスラエル企業で日本との仲介役として働き、後オンラインでの仕事に移行。2014年息子の出産をきっかけにYOGAインストラクターになるため6年以上過ごしたイスラエルを離れ、半年のインド滞在でさらにヨガを学び資格取得。自然とつながった暮らしを求め日本に移住。

     

    2015年スタートした工房Kodamaに加え、ヨガ教室、オンラインで仕事も再開。妊娠、出産を通じて産前産後のYogaオンラインコースを修了。2020年工房Kodamaエクスペリエンスをスタート。現在は4人の子供とKodama、と子育てが大きなミッション。